昔なつかしの蓄音機と童謡レコード160枚をご寄贈いただきました。

2020年09月17日 法人共通

市内在住の大塚房雄さんより昔なつかしの蓄音機と童謡レコード160枚を寄贈いだきました。寄贈者の大塚房雄さんは、現在64歳。大塚さんはジャズが好きで、バンドでサックスの演奏をして、ボランティア活動もしています。昭和レトロな物を集めるのが趣味で、古いレコードやラジオ、蓄音機などもたくさん収集しています。また集めるだけでなくこれらを使って老人福祉施設での慰問活動などを積極的に行っています。大塚さんは「高齢者の皆さんに自分の集めた蓄音機やレコードを見て昔を思い出していただき、なつかしい童謡を聴きながらゆったりとしたひとときを過ごしてもらいたい。」と語り、いろいろなボランティア活動を自分流に楽しんでいます。豊川市は、童謡「かわいい魚屋さん」などの作曲で有名な山口保治さん誕生の地です。豊川市でも、童謡の聴こえる街づくりを進めていました。大塚さんは、以前から収集していた蓄音機とSPレコードをもって、各所の老人介護施設を巡り「懐かしの蓄音機で聴く童謡コンサート」などを行っていました。しかし、この新型コロナウイルス感染拡大の状況下でバンド活動もままならず、人を集めてコンサートを開催することも難しくなってきました。また大塚さんの自宅の倉庫にはたくさんの昭和のレトロ品が置いてあり、そろそろ断捨離を考えていかなければならない状況になっていました。そこで以前童謡コンサートを行ったことのある美竹会(みその)に蓄音機とレコードを寄贈し、デイサービスセンターなどで童謡を気軽に聴いてもらえればと考えました。美竹会側は、高齢者の皆さんが昔を懐かしんで楽しんでいただける機会が増えればありがたいということで寄贈の話がまとまりました。